固定費を見直したら投資へ回せるお金がかなり増えた話
以前の自分は、そこまで固定費を意識していませんでした。
収入が増えれば、その分なんとなく使ってしまう。
ですが、資産形成を意識するようになってから、かなり考え方が変わりました。
特に大きかったのが、固定費の見直しです。
これはファイナンシャルプランナーへ相談しても、まず最初に提案されることが多い、節約の王道です。
実際、自分も固定費を見直したことで、投資へ回せるお金がかなり増えました。
固定費は、毎月自動で出ていくお金です。
だからこそ、最初に見直す価値がかなり大きいと思っています。
この記事では、実際に見直して良かった固定費について、実体験ベースで書いていこうと思います。
まず見直すべきは通信費

最初に見直したのは、スマホ代やネット回線などの通信費でした。
以前はスマホは大手キャリアを使っていましたが、格安SIMへ変更したことで、毎月の通信費はかなり下がりました。
毎月数千円でも、年間で見るとかなり大きいです。
家族がいればその効果は2倍、3倍となります。
色々な会社やプランがあり、変更するのが面倒に感じると思います。
ですが、支払っている月額料金から3,000円安くなるとどうでしょうか。
毎月3,000円の固定費削減でも、年間で見るとかなり大きな差になります。
腰が重くなる作業だとは思いますが、検討してみる価値は十分にあります。
おすすめキャリア
自分が格安SIMの乗り換え先としておすすめするのは、楽天モバイルとワイモバイルです。
どちらも比較的安価に利用しやすいキャリアです。
楽天モバイルは1プランとなり、どれだけ使用しても最大3,168円でデータ通信制限もありません。
使用量ごとに金額が3段階で変わっていく形なので非常にシンプルです。
ワイモバイルは3プランあり、それぞれで使用できるギガ数が異なります。
家族割や自宅のインターネット回線をSoftBank光と併用する割引になるので所帯持ちの方におすすめです。
またそれぞれのショッピングサイトのポイント還元率もスマホ契約があるとあがります。
楽天市場、ヤフーショッピングのサイト利用がお得になるのでネットでよく買い物をする方はよりお得に利用できます。
インターネット回線
インターネットの光回線についてはどこも横ばいなイメージですが、最近は10Gbpsプランなど高速通信が可能なプランがあります。
あまり詳しくなく、なんとなく契約してしまっている方は1Gbpsプランへ下げるなどすれば月額料金が安くなります。
確かに通信速度が高速だと快適に利用できると思いがちですが、正直動画視聴程度であれば、1Gbpsプランでも十分だと思っています。
月1,000円でも安くなるのなら見直しをおすすめします。
生命保険などの保険類も見直した
結婚した当初、生命保険を始めとする保険類にいくつか契約しました。
ですが、内容をしっかり確認してみると、
「本当に必要なのか分からないもの」
も多かったです。
もちろん、保険が全て不要とは思っていません。
ですが、「なんとなく加入しているだけ」の状態はかなり危険だと思っています。
不必要な額の生命保険
まず解約したのは生命保険。
自分が加入していたのは、終身保険や定期保険などがセットになっていて内容が複雑なものでした。
自分が亡くなった時に本当に必要な金額だけ保険で賄えればよかったので、安価な掛け捨て保険に切り替えました。
解約前は月に1万円ちょっと払っていた保険料が今は月に2,000円台で済んでいます。
医療保険
次に医療保険を解約しました。
手術した際に一時金の10万円がおりたり、入院したら1日5000円とかおりる保険で、月に3,000円支払っていました。
年間36,000円の支払いになりますが、3年間手術しなければ一時金の支払う保険料のほうが高くなります。
これが10年間続いたらと思うと、いくら手術して一時金がもらえたりしても明らかに損することに気付きました。
高額医療制度なども活用すればいざというときもそこまで自己負担をすることもないと考えています。
「それなら保険料を丸っと投資に回すべきだ」
と思い、医療保険は解約しました。
個人年金保険
個人年金保険にも加入していましたが、こちらも解約しました。
月に1万円ちょっと支払っていました。
保険なので加入期間中に亡くなった場合、満期相当の額が妻に支払われるのでそういった場合は確かにメリットがあります。
でも自分が亡くなった場合は前述した定期保険で賄えます。
そうなると、わざわざ個人年金保険へ加入する必要はないと感じました。
個人年金保険で積み立てた場合に年利何パーで増えていくのかを担当者に確認したところ1%ちょいでした。
それならオルカンに投資した方が大幅に増えると考え、即解約という結論に至りました。
なお解約して戻ってきた返戻金は全てオルカンへ投資しました。
がん保険と学資保険
がん保険については社会保障制度で賄うことが難しい先進医療特約などがあるのでこちらは契約しています。
子どもたちの学資保険については個人的には解約して子ども名義の証券口座でオルカンに投資したいところ。
ですが、妻が学資保険は継続したいという意向だったのでこちらは契約したままになっています。
サブスク契約もの
サブスクリプションという契約モデルがすっかり世間に浸透してとても身近なものになりました。
どれも安価なもので一つのサービスだけに目を向ければ大した出費にはならないかと思います。
ですが、そうやって契約していると実はそこまで必要ではないもの、なくてもいいものに毎月お金を支払っていたりしないでしょうか。
動画配信、音楽配信、スマホアプリの課金など。
毎日使用しているものなら投資のために解約する必要はないと思いますが、必要性をしっかり見直すことで不要だと気付くものもあるかもしれません。
似たようなものでAmazonの定期便などもあれば整理してみるといいですね。
車の維持費
車の維持費も固定費として積み重なる対象です。
昨今は燃料価格も高騰しており、ガソリン代もかなり高くなっています。
毎月の走行距離にもよりますが、車両本体価格が高いハイブリッド車に乗り換えたほうが安くなる方もいると思います。
ガソリン車のほうが車両価格が安く、ハイブリッドは選択肢として入らないという方も一度燃費も考慮して先々を見据えた上で検討してみてください。
また車両そのものもハイグレードなものは必要ないケースもほとんどかと思います。
5人以上乗る機会が少ないなら軽自動車に乗り換えるだけで、本体価格だけではなく重量税なども大幅に削減できます。
使用環境は人それぞれなので正解というものがありませんが、車に必要以上にお金がかかっていないかは冷静に整理してみることをおすすめします。
居住費
最後に居住費です。
容易に見直せるものではありませんが、効果は絶大です。
賃貸契約している方は本当に今の家賃が適正なのかを見直すといいかもしれません。
今より2万円家賃が安い物件に引っ越せば大幅な節約に繋がります。
独身であれば実家に帰るという選択肢もありだと思います。
既に持ち家で住宅ローンを組んでいる方は金利の見直しがおすすめです。
ここ数年は金利が上昇してきているので、超低金利時代にローンを組めた方は問題ないと思いますが、意外と高い金利で借りているケースもあるかもしれません。
ネット銀行などの金利の安い銀行での借り換えシミュレーションなど行うとどれくらい支払いが変わるのか確認ができます。
住宅ローン残高によっては、毎月数千円〜1万円近く支払いが変わるケースもあります。
固定費削減は「我慢」が少ない
個人的に、固定費削減の良いところは、
生活満足度を下げにくいこと
だと思っています。
例えば、
- 毎日の食費を極端に削る
- 趣味を我慢する
- 友人付き合いを減らす
こういった節約は、かなりストレスが溜まりやすいです。
ですが固定費は、一度見直せばその後ずっと効果が続きます。
しかも、慣れると生活の満足度はそこまで変わらないことも多いです。
あまり深く考えずに定期的に支払いをしているものがあれば一度整理してみることをおすすめします。
数千円減らせるものが何個もあれば意外とまとまった額になるものです。
浮いたお金を投資へ回すようになった
自分は固定費を見直して浮いたお金は、現在ほとんど投資へ回しています。
現在はオルカン中心で積立投資を続けていますが、以前は収入が増えてもその分使っていました。
ですが今は、
「浮いたお金を資産へ変える」
という考え方に変わりました。
固定費を下げる
↓
投資へ回す
↓
資産が増える
この流れがかなり重要だと思っています。
もし23,000円の節約ができたら
固定費の見直しで月23,000円の節約に成功した場合、浮いた同額をiDeCoへ回したケースを想定してみましょう。
iDeCoは掛け金が全額所得控除となり、翌年の所得税・住民税が削減になります。
結果として月5,000〜6,000円ほどの節税に繋がり手取りが増える可能性があります。
無駄に払っていた固定費をiDeCoへ回すことで、老後資金を積み上げながら、税負担の軽減にも繋がります。
固定費を見直すだけでも、資産形成へ回せるお金はかなり増やせると思っています。
iDeCoについては以下の記事で詳しく説明しているので、よかったらご覧になってみてください。
節約だけではなく「収入アップ」も重要
もちろん、固定費を見直すだけで人生が変わるわけではありません。
個人的には、
「固定費削減+収入アップ」
この両方がかなり重要だと思っています。
自分自身も、エンジニアとして収入を増やしながら、その一部を積立投資へ回しています。
支出を抑えつつ、収入も増やす。
この積み上げが、資産形成ではかなり大きいと思っています。
自分が実際に減らせた固定費
自分が実際に減らせた固定費の変化は以下の通りです。
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| スマホ代 | 8,000円 | 2,000円 |
| 生命保険 | 12,000円 | 2,500円 |
| 医療保険 | 3,000円 | 0円 |
| 個人年金保険 | 10,000円 | 0円 |
まずは「毎月なんとなく払っているもの」を一度整理してみるだけでも、大きな気付きがあると思います。
まとめ
固定費は、一度見直すと効果が長く続きます。
しかも、生活満足度をそこまで落とさずに改善できるケースも多いです。
自分自身も、固定費を見直したことで、投資へ回せるお金がかなり増えました。
これからも、収入を増やしながら、固定費も見直しつつ、資産形成を続けていこうと思います。
なお、自分が現在メインで積み立てているオルカンについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。