資産4000万円でアッパーマス層になったけど、お金持ちとは思えない話
2026年4月に資産が4,000万円を超えました。
野村総合研究所の分類で見ると、純金融資産3,000万円以上5,000万円未満は「アッパーマス層」と呼ばれています。
つまり、自分も一応アッパーマス層に入ったことになります。
昔の自分なら、「資産4,000万円もあれば、かなりお金持ちなんじゃないか」と思っていたかもしれません。
ですが実際にその立場になってみると、正直なところ「お金持ちになった」という感覚はほとんどありません。
今回は、資産4,000万円でアッパーマス層になった自分が感じているリアルな本音を書いてみます。
アッパーマス層とは?

引用:野村総合研究所
アッパーマス層とは、野村総合研究所が公表している純金融資産保有額の階層のひとつです。
純金融資産とは、ざっくり言うと預貯金や株式、投資信託などの金融資産から、住宅ローンなどの負債を差し引いた金額です。
5段階の内訳は以下の通りです。
この分類で見ると、資産4,000万円台の自分はアッパーマス層にあたります。
アッパーマス層以上は全体の約23.4%です。
つまり、自分は上位4人に1人くらいの位置にはいることになります。
| 階層 | 純金融資産保有額 | 割合 |
|---|---|---|
| 超富裕層 | 5億円以上 | 0.2% |
| 富裕層 | 1億円以上5億円未満 | 2.7% |
| 準富裕層 | 5,000万円以上1億円未満 | 7.0% |
| アッパーマス層 | 3,000万円以上5,000万円未満 | 13.5% |
| マス層 | 3,000万円未満 | 76.6% |
資産4,000万円でも生活は大きく変わらない
資産が4,000万円を超えたからといって、生活が劇的に変わったわけではありません。
今でもスーパーでは値段を見ますし、外食も頻繁に行くわけではありません。
大きな買い物をするときは普通に悩み、見送ることもしばしば。
むしろ投資を続けていると、
「このお金を使わずに投資へ回したらどうなるか」
と考えるようになり、お金を使うことに慎重になりました。
資産が増えれば、もっと気軽にお金を使えるようになると思っていました。
ですが実際は、資産が増えるほど守りたい気持ちも強くなると感じています。
アッパーマス層になって変わったこと

お金持ちになった感覚はありません。
ただ、まったく変化がなかったわけでもありません。
将来への不安は少し減った
一番大きいのは、将来への不安が少し減ったことです。
昔は、
- 老後は大丈夫なのか
- 仕事がなくなったらどうするのか
- 病気になったら生活できるのか
という不安がかなりありました。
今でも不安がゼロになったわけではありません。
ですが、ある程度の資産があることで、精神的な余裕はかなり違います。
投資の力を実感するようになった
資産が増えてくると、投資による値動きの金額も大きくなります。
1%上がるだけでも、資産4,000万円なら40万円です。
もちろん逆に下がることもあります。
ですが、ここまで来ると「お金がお金を生む感覚」をかなり実感するようになります。
毎月の入金も大事ですが、保有している資産そのものが増減する影響も大きくなってきました。
お金を使うのがむしろ怖くなった
これは意外でした。
資産が増えたら、もっと気軽にお金を使えると思っていました。
でも実際は逆で、お金を使うことへの心理的ハードルは上がりました。
「これを買うならオルカンを買える」
「この出費を投資に回したら将来いくらになるのか」
そんなことを考えるようになったからです。
このあたりの話は、以下の記事でも詳しく書いています。
なぜお金持ちだと思えないのか

資産4,000万円という数字だけ見ると、それなりに大きな金額です。
ですが、自分自身はまだお金持ちになった感覚がありません。
上には上がいる
資産形成をしていると、どうしても上を見てしまいます。
- 資産1億円以上
- FIRE達成
- 不労所得だけで生活
という人たちが普通に目に入ります。
もちろん他人と比較する必要はありません。
ただそういう情報を見ていると、資産4,000万円でもまだまだ途中に感じてしまいます。
将来の支出がたくさんある
資産があっても、支出がなくなるわけではありません。
これからも、
- 生活費
- 税金
- 社会保険料
- 車のローン
- 子どもの学費
- 老後資金
など、必要なお金はたくさんあります。
そのため、資産4,000万円になったからといって、安心して豪遊できるような感覚はありません。
食品などの物価上昇もジワリと家計に影響しています。
以前は気にならなかった買い物でも、
「また値上がりしたな」
と感じることが増えました。
特に自分の場合は、まだ現役世代です。
働かなくても生活できる資産額には遠く及ばないため、資産4,000万円はゴールではなく通過点という感覚があります。
準富裕層が見えてくる
アッパーマス層になると、次に見えてくるのは準富裕層です。
準富裕層は、純金融資産5,000万円以上1億円未満の層です。
資産4,000万円台になると、5,000万円が現実的な目標として見えてきます。
すると「あと少しで準富裕層」という気持ちになり、まだ通過点だと感じてしまいます。
それでもアッパーマス層まで来られた意味は大きい

お金持ちになった感覚はありません。
ですが、ここまで来られた意味はかなり大きいと思っています。
高卒でフリーター時代もあり、特別な才能があったわけではありません。
それでも、
- 収入を増やす
- 支出を整える
- 積立投資を続ける
- 暴落でも退場しない
これを続けることで、少しずつ資産は増えてきました。
一気に人生が変わるわけではありません。
でも選択肢は確実に増えていると感じています。
次の目標は準富裕層
次の目標は、まず準富裕層の基準である5,000万円です。
5,000万円に到達すれば、今よりさらに資産形成の安心感は増すと思います。
今まで通り、毎月の積立を続けながら少しずつ積み上げていきたいです。
まとめ
資産4,000万円でアッパーマス層になってもお金持ちになった感覚はほとんどありません。
生活が大きく変わったわけでもありません。
不安が完全になくなったわけでもありません。
それでも昔の自分と比べれば、人生の選択肢は確実に増えました。
資産形成は一気に人生が変わる魔法ではないと思っています。
ですが、コツコツ積み上げることで、少しずつ不安を減らしてくれるものだと感じています。
最終目標はもちろん富裕層。
資産1億円を目指しながら、これからも積み立てを続けていきます。
※本記事は特定の金融商品の推奨を目的としたものではありません。
投資判断はご自身の判断でお願いいたします。