新社会人こそ積立投資!20代の400万円が、30代以降の1,400万円を上回る理由
「投資はお金に余裕ができてから始めればいい」
そう思っている人はかなり多いと思います。
特に投資に縁がなく、社会人になりたての頃は、
- 給料がそこまで高くない
- 生活費もかかる
- 趣味や遊びにもお金を使いたい
- 投資は怖いから貯金を優先したい
という人も多いと思います。
ですが、インデックス投資の世界では、「いくら投資したか」より「いつ始めたか」の方が重要になるケースがあります。
今回は、20代から積立投資を始めた人と、30代から頑張って多く投資した人の比較をしながら、若いうちに投資を始める強さについて解説します。
20代で始めた人と、30代で始めた人の比較

今回は積立投資先として人気のある、オルカン(全世界株式)を想定して、年利7.5%でシミュレーションしてみます。
- 20歳〜29歳まで積立投資を始めたAさん
- 30歳〜65歳まで積立投資を始めたBさん
このケースを想定します。
それぞれ65歳時点でどれくらいの資産額に到達しているでしょうか。
Aさんの積立投資
- 20歳〜29歳まで毎月3万3千円(年約40万円)投資
- 30歳以降は追加投資なし
- 合計投資額は約400万円
- 65歳まで放置
Bさんの積立投資
- 20代は積み立てなし
- 30歳〜65歳まで毎月3万3千円(年約40万円)を投資
- 合計投資額は約1,420万円
- 65歳まで積立継続
期間も投資額も3倍以上だけどAさんに軍配

積み立てた期間と投資額の元本はBさんの方が3倍以上で、圧倒的に有利に見えます。
ただシミュレーション結果を見てみると・・・
| 比較 | Aさん | Bさん |
|---|---|---|
| 投資期間 | 20〜29歳 | 30〜65歳 |
| 投資総額 | 約400万円 | 約1,420万円 |
| 運用期間 | 45年 | 35年 |
| 65歳時点の資産 | 約8,450万円 | 約7,250万円 |
なんと20代で投資した400万円が、30歳から投資し続けた1,420万円を上回る結果になります。
資産推移予測のグラフの通り、Aさんの資産合計額は、Bさんの資産合計額を一度も下回っていません。
なぜこんなことが起きるのか?

理由はシンプルです。
「複利の時間」が圧倒的に長いからです。
20代で投資したお金は、40年以上という長い時間をかけて増え続けます。
投資を始めた期間が10年早いAさんはその間に複利の恩恵を得ることができます。
複利は後半になるほど増えるスピードが加速していきます。
つまり、投資は「元本」だけでなく「時間」も資産なのです。
新社会人は「少額でも始める」が最強

もちろん、新社会人の頃から毎年40万円投資するのは簡単ではありません。
ですが重要なのは、最初から大金を入れることではありません。
「若いうちに市場に居続けること」です。
月1万円でも、月3万円でも、20代から投資を始める価値はかなり大きいことがお分かりになったかと思います。
- もっと収入が増えてから
- 結婚してから
- 余裕ができてから
- 30代になってから
と思っていると、取り返せない「時間」を失ってしまいます。
自分も「もっと早く始めればよかった」と思っている
自分自身、もっと若いうちから積み立て投資をしておけばよかったと思っています。
インデックス投資は、短期間で大金持ちになる投資ではありませんが、その代わりに長い時間を味方につけることで、将来の資産形成がかなり楽になります。
だからこそ、新社会人や20代の人ほど、少額でもいいので積立投資を始める価値があります。
有意義な時間を犠牲にしないこと
と言ったものの、将来の資金のために20代という貴重な時間を投資だけに費やすのも機会損失になると思っています。
友だちや恋人との旅行やスキルアップのための自己投資などにもお金がかかります。
バランスよく人生を楽しみつつ資産形成することが大切です。
まとめ
- インデックス投資は「金額」より「時間」が重要
- 20代の投資は複利の恩恵が非常に大きい
- 20代の400万円が、30代の1,420万円を上回るケースもある
- 新社会人こそ少額から積立投資を始める価値がある
投資は、早く始めた人ほど有利になりやすい世界です。
「まだ少額だから意味がない」と思わず、まずは自分のペースで積立投資を始めてみてください。
「もっと若いうちから始めておけばよかった」
これは、多くの投資経験者が感じることです。
だからこそ、新社会人や20代の人ほど、少額でもいいので早く市場に参加する価値があります。
複利についは以下の記事で詳しく説明しているのでよかったらご覧になってください。
※本記事は特定の金融商品の推奨を目的としたものではありません。
投資判断はご自身の判断でお願いいたします。